読んだ本など

読んだ本など

読んだ本など

 

■霞が関の犯罪 「お上社会」腐食の構造(本澤二郎氏)

 

P.172
・全家連が非定型抗精神薬の早期承認の要望書を厚相と国会議員に提出。
・3か月後、全家連の旅費を日本イーライリリーが負担。
・当時は日本イーライリリーがオランザピンの厚生省への承認申請中。

 

P.186
・恐怖のマスコミ
・外資系製薬メーカーは、患者団体を懐柔する一方でマスコミをも押さえ込んでいく。

 

■高齢者への精神科の薬の使い方(2021年、小田陽彦氏/精神科医、兵庫県立ひょうごこころの医療センター 認知症疾患医療センター センター長)

 

P.44
・SSRIは異常に衝動的になり自傷他害行為に及ぶ危険があるとわかっている

 

P.54
・抗うつ薬の試験成績が良くなくても、(医学雑誌への)論文出版には偏りがあり、試験の良い面を強調している。そして抗うつ薬が広く使われている。
試験の3割はプラセボを上回らなかったことを伏せて、あたかも薬が効いたかのような内容の論文となって医学雑誌に掲載されている。

 

P.55
・実際の抗うつ薬 試験成績。1987~2004年にFDAに提出。抗うつ薬の有効性を検証するために行われたプラセボ対照無作為化試験。

 

一番有名なパロキセチンは試験成功が7、試験失敗が9。